ハロウィン「近年は少人数で楽しむスタイル」物価高の中、人気商品は売り上げ好調 大分

2025年10月29日 19:10更新

31日はハロウィーンです。

 

 

大分県内でも子供たちが仮装をして楽しむ姿がみられますが時代とともにハロウィーンの過ごし方も少しずつ変化してきているようです。

 

 

取材しました。

 

 

 

かわいらしい衣装を身にまとってメイクをする子供たち。

 

 

先生に手伝ってもらいながら見よう見まねでリップやアイシャドーを塗っていきます。

 

 

こちらは別府市の聖人こども園で29日行われたハロウィーンお接待の様子です。

 

 

聖人こども園は浄土真宗の寺が運営していますが園児たちにハロウィーンを楽しんでもらおうと初めて開催されました。

 

 

仮装やメイクをした園児たちは門徒の家を巡り「トリック・オア・トリート」の掛け声の代わりに念仏を唱えてお菓子を受け取っていました。

 

 

◆園児

 

「アイスとかお菓子もらった」

 

 

「このピカピカのところ(がお気に入り)」

 

 

「リップが難しかった」

 

 

「みんなで歩いておじいちゃんとおばあちゃんのところに行ってお菓子もらうのが楽しかった」

 

 

かわいい子供たちの訪問に近所の人は

 

 

◆近所のおばあちゃん

 

「涙出た。かわいかった」

 

 

 

 

 

園児たちはたくさんお菓子をもらってこの時期ならではのイベントを楽しんだ様子ですが今、ハロウィーンの過ごし方が少しずつ変わってきているようです。

 

 

◆TOS児玉直輝記者

 

「大分市のディスカウントストアではカチューシャや100種類以上のコスチュームに加え、マスクなど様々なハロウィーン商品が販売されている」

 

ハロウィーンといえば仮装ですがこちらの店では近年、力を入れて売り出す商品を変えているといいます。

 

 

◆ドン・キホーテDPlaza大分店大峰希一朗副店長

 

「街中やテーマパークで大人数で楽しむハロウィーンだったのが、例えば家族や友人というコンパクトなコミュニティで楽しむスタイルに変化している。より手軽でオシャレを盛れるアイテムが非常に人気」

 

 

 

店によりますと近年は、少人数で自宅など身近な場所に集まりハロウィーンを楽しむスタイルが広がっているといいます。

 

 

そのため、カチューシャやフェイスシールなど手軽に仮装が出来る商品の人気が高まってきているということです。

 

 

また現在はSNS映えを狙った仮装が主流になっていることからコスチュームの一部が動かせるものやスタイルをよく見せる商品を販売しているということです。

 

 

 

 

 

また、ハロウィーンといえば忘れてはいけないのがお菓子です。大分市にあるこちらのスイーツ店ではかぼちゃを使ったケーキやおばけをイメージした大福などハロウィーンをテーマにした商品を2週間ほど前から販売しています。

 

 

2025年は物価高の影響で卵やバターをはじめとした原材料費が高騰し、販売価格を2024年と比べて1割ほど値上げしたということです。しかし・・

 

 

 

 

 

◆Patisserie KANATA池田智子さん

 

「店頭で並んでいるケーキの値段を上げさせてもらっているが、お客様がそれによって減ったとは感じていない。平日、週末問わず行列が出来ることもあるくらい」

 

 

値上げの影響が懸念されたものの店ではハロウィーン関連の商品の売り上げが2024年と比べ4割増えていました。

 

 

物価高の中迎えるハロウィーンですが特別な1日を自分たちらしく楽しんではいかがでしょうか。

 

 

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